魔の年中さん

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見えてきた個性

年中さん時代のことを考えるだけで

胸がザワザワしてきます

あ〜

ザワザワ・・・


クラス替えした年中さん

大きなトラブルがなく終わった年少さんから顔見知りのメンバー

加えて年中さんから入園した数人

元々男の子の人数が少なかった学年で

3分の1しかいません

もちろん3分の2は女の子

年中にもなるとしめじも周りを見始めて

男の子と遊ぶようになりました

先ほど言ったように、男の子は少ないのです

クラスに6人くらい

誰と遊ぶかはその中の誰か

結局

元気なグループと静かなグループ

にわかれました

しめじはもちろん活発な方

幼稚園生って、子供らしい子がたくさんいるんだと思ってました

ここでしめじが出会った男の子は

とても繊細だったのです


呼び出し

ある日

幼稚園のお迎えに行ったら、担任の先生から

「お話があります」と言われ、教室に通されました

とても慎重な先生の口調で

おそるおそる出てきた言葉は

「しめじくんのお友達への距離感が近くて、困っているお子さんがいます」

・・・

・・・

 

Aくんに対して、何やらマイナスな行動が多いというのです

突き飛ばす

手を力一杯ぎゅっと握る

顔を近づけて睨む

 


え、しめじ何してんの!?

そりゃあ、Aくんは嫌だ

早速しめじに確認したんだけど

黙り込む

何度かいろんな形でAくんのことを聞いたけど

はっきり何かいうことはありませんでした

 

どうやら、これがきっかけでAくんは幼稚園に来れなくなったらしい

たまに来ては、辛くなってきたらお迎えを呼ぶ

そんな毎日だそう

確かにその頃お迎えでAくんのお母さんを見かけなかった

休んだり、早退していたからだったんだ

 

まずは謝罪しかない

そう思い立って、連絡が取れるママ友から連絡先を教えてもらった

本人にはしめじを会わせたくないようで

お母さん一人で待ち合わせに来ることになった

 



謝罪当日

私たち夫婦はスーツを着て、しめじを連れて

向こうが指定した駐車場で待ち合わせした

なんと言っていいのかわからない緊張感だった

寒い冬の休日の朝

 

ひたすら謝った

どんな理由があっても、しめじのしたことは良くない

だからしめじにも謝らせた

渋々謝ってた

違和感


謝罪はしたものの

A君のお母さんはスッキリしていない様子でした

自分の息子が不登校(園?)にさせられたんだ

仕方ない

そう思って話を聞きました

 

A君は

「しめじは僕のことが嫌いなんだと思う」

「僕にだけ嫌なことをする」

と言っているそう

謝罪しながら聞きました

この日について

「こんなことしたらしめじ君のお母さんが傷ついてしまう」

と本気で悩んでいるらしい

 

年中さんです

相手だけでなく、相手の周りにも目がいくAくん

日々も繊細な様子がお母さんからの話からわかりました。

お母さんは

「Aは心の優しい子なので・・・」


そうですね

 

しめじにはない繊細な優しさを持っていますね

と心から思いました

謝罪の場でなかったら

どうすればそんな優しいお子さんになるのですか?

と聞きたかった

 

 

このあと、幼稚園での出来事について

次回お話ししたいと思います

 

では〜

また


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