二人目

ライフイベント多めで

転職を７回もしています

もんです

私看護師なんだけど

７回の転職のうち

一つだけ看護師から離れたんです

なんと

いちご農園！

時給は安かったけど

いちごの香りに包まれたとても幸せなお仕事でした

結婚や離婚をするたびに引っ越しを強いられて

本州の真ん中あたりを転々としていた私

13年前、やっと今の夫と幸せな結婚をしました

それまでは若さだけで

男性にチヤホヤされていたので

そんなことが当たり前だと思ってました

そんなクソみたいな私の前に

自分をしっかり持った

私のことを可愛いとも言わない夫に出会い

真面目な研修医と適当な若い看護師

下っ端同士で職場の飲み会の幹事をいつも一緒にしていたことで

お互いが自然と近い存在になり

なぜかある日から彼（夫）が私のアパートに帰ってくるようになり

そのまま職場には極秘で１年間同棲し

その後、結婚しました

結婚発表したとき

気づいていた人が誰もいなかったのは

ものすごい達成感でした笑笑

私は２回目だし、夫は家族だけでいいという想いで

こじんまりと結婚式を挙げるつもりだったので

職場の同僚たちが開いてくれることになった

結婚パーティの日が

2011年3月11日

震源地からは少し離れていたけど

参加予定は全員医療関係者

もちろんパーティはなくなり、病院待機となりました

そんな思い出から始まった２回目の結婚でした

結婚すれば妊娠するものだと思ってた私

前の結婚でも避妊はしたことがなかったのに

まあ、狙ってもいなかったというのが正しい言い方かな

勢いで結婚して

若いながら妊娠や出産にあまり興味がなく

自由を知ってしまった私は

子供を持つことに

逆にあまり積極的ではありませんでした

そうは言っても一度も妊娠しない・・・

この結婚で初めて子供が欲しいと思えて

始めた妊活

なんかおかしいな

当たり前だと思ってたことがうまくいかない

ただ仕事をしていても

当たり前じゃない妊娠でないことに気がついて

不妊治療のために仕事を退職しました

通院してすぐに人工授精を３回しました

妊娠しません

すぐに体外・顕微授精を行い

不妊治療1年経たずしてしめじを妊娠することができました

その頃から、現実主義になってきたのかな

可能性の低いことで無駄な時間を使いたくない

だから、不妊治療のステップアップも最速（自称笑）

その時の受精卵３個のうち残りの２個を凍結し

しめじが２歳後半で②番目の卵の胚移植しました

かすりもしません

時間はそんなにあけず

３番目

なんとか着床してくれました！！

もしかしたら、生まれてくる子

不安ながら、ワクワクして

まだ７週なのに母子手帳もらったりして

しめじのおもちゃや赤ちゃん用品を整理し始めたのです

そんな中、しめじは思い通りにならないと癇癪を起こし

ひどい時は１時間近く泣き続けます

どんななだめかたをしてもなかなかおさまらず

結局私がぶちギレる

そんな日々

妊娠のせいでホルモンバランスが・・・

という理由でいいのか

しめじへのうまくいかない気持ちが全然我慢できなくなっていく

毎日イライラ

９週の半ばの朝、少量の出血があり

病院に連絡すると

判断が難しいのだと思います

「心配ならきてください」という看護師さんの言葉

行きますよ、心配だもの

休日の病院

暗い産婦人科外来の廊下で１時間ほど待ちました

主治医が診察してくれた

私の予想は、ちょっと安静にしておいてください的な指導

で終わると思っていました

エコーには

どこも動かない赤ちゃんの姿しか映らず

先生も何度も確認してくれました

もう心臓止まっってたんですね

今ね、２年生になったしめじが音読がうまくできなくて

癇癪起こしています

この子に手がかかるうちは子育てなんてできないなあ

ここに生まれてたら３歳になる子がいたら

私無理だ

本当にそう思うし、それで良かったと思う

短い間、私のお腹の中に来てくれた赤ちゃんは

私の限界を教えてくれたのかもしれない

一つ一つの出来事に

全部意味があると思うんです

だから、どんな難しいことでも

自分なりに前向きに解釈して

乗り越えていけたら

幸せを感じられるのかもしれないと

思うのでした

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ここまで読んでくださり、ありがとうございました

では〜